バイリンガル育児の失敗談はどんなのか気になり、このサイトに辿り着いた方も多いのではないでしょうか?
我が家は私は日本人・夫がインド人の国際結婚で娘はいわゆるハーフです。
ハーフと聞くと「自然と英語を喋れるようになるからいいね」と言われたりもしますが、感じたことは「勝手に英語を喋るようにはならない!」
ハーフでバイリンガルの方はかなりの努力をしてバイリンガルになった方がほとんどなのが現状です。
実際、周りに何人かハーフの友人がいますが、みんな幼少期から努力をしているから英語を話せています。
英語を話せないハーフの友人は「英語から逃げて生活をしていた」と言っていたのでハーフだから自然に喋れるようになれるのではないのです。
我が家もバイリンガル育児を失敗していたので我が家の失敗談をご紹介していきます。
バイリンガル育児の失敗談
そもそも英語環境が整っていなかった
夫は赤ちゃんの頃から娘に対して英語で話しかけていましたが、土日以外は仕事でほとんど娘と過ごす時間がないので英語で話しかけていたと言ってもほんの少しだけでした。
間違いを恐れるばかり英語を避けていた
3歳を目前にし、英語を全く話せない娘を見て「このままではやばいのでは?」と焦るようになり、英語育児本などを買い漁り読んでいました。
本によっては「語りかけはしない方がいい」など書いてありましたが、私が読んだほとんどの本では「語りかけはどんどんした方がいい」と書いてあったので3歳頃から少しづつ語りかけを始めました。
我が家がしているバイリンガル育児
「赤ちゃんの頃からちゃんとバイリンガル育児をしておけばよかった」と後悔しても時間は戻らないので「今から何ができるか」だけを考えることにしました。
本・ネットで調べてみて「これならズボラな私でもできそう!」と思ったバイリンガル育児を試していますのでそちらをご紹介していきます。
英語での語りかけ
なぜかというと、色々と聞く前に「意味は間違っていないか」「文法はあっているか」を調べるように自分の英語学習にもとてもいいと感じました。
絵本を一緒に読む
娘からも「これ読んで〜!」と絵本を持ってくるので絵本を一緒に読むのは親子関係にもとてもいいなと感じています。
それと子どもの記憶力はすごくて、絵本の中で聞いていた単語が実生活にでてくると「絵本と一緒だね!」と言ってきた時は驚きました。
正直聞いているのかな?と思う時もありますが、続けていると耳が慣れてくるので子どもは意外と覚えています。
ですので根気よく毎日コツコツ続けることがとても大切だと感じてから、毎日続けています。
フォニックス
一度は聞いたことがある方は多いのでないでしょうか?
フォニックスはもともと英語圏の子どもたちが、読み書きの訓練をするための方法でした。
日本語も耳から覚えていくように英語のネイティブスピーカーたちの子どもたちは、まず英語は耳から覚えていきます。
フォニックスをマスターすることはバイリンガルへの近道なのでバイリンガル育児に是非取り入れてみてください!
YouTubeは英語のみ
YouTubeは生活の一部というご家庭は多いと思いますが、我が家もそうです。
現在インドに在住していますが、大気汚染がひどいので休校になったりと日本よりも外出できる機会も少ないのでおうちの娯楽はどうしてもYouTubeになってしまっています。
ですが、娘と「YouTubeを観るときは英語だけ」と約束をしています。
フォニックスや英語の歌を聞いているので、最近では歌を歌ったりするときは英語で歌ってるのをみて「英語だけでYouTubeを観ることはバイリンガル育児に効果アリ!」と身をもって感じています。
バイリンガル育児成功!?娘は英語がだんだん好きになってきた
現在インドにプチ移住しており、インドに来て半年が経ちました。
きた当初は全くと言っていいほど英語が喋れず、突然の環境の変化に戸惑っていました。
それと同時に英語の語りかけをすると「日本語で喋って」と言われて「これからどうしよう」と困っていました。
ですが現地の幼稚園にも慣れてくるとお友達の会話は英語もしくはヒンディー語のみなので、4ヶ月経った頃には英語で受け答えができるようになっていました。
現地の言語でしか生活できないところに身を置くと子どもの吸収力はすごいのであっという間に言語を習得して驚きました。
最近では英語で私にも話しかけるようになり、発音などを訂正されたりしています。汗
幼稚園ではフォニックスを習ったり、歌を歌ったり、宿題もしっかりあるので英語脳ができてきているんだと感じています。
体験してみて分かったバイリンガルへの近道
英語しか通じない環境を体験する
そんなの当たり前でしょ!と思われるかもしれませんが、子どもの頃に実際に英語しか通じない環境に身を置くことはとても大切なんだと改めて感じました。
バイリンガル育児を頑張っている方も、もし機会・興味があれば短期でもいいので英語しか通じないところへ行くことをおすすめします。
英語しか通じないところは
- イベントなどで英語のネイティブスピーカーと交流し、英語体験の機会を作る
- 英語の教室やオンライン英会話などで、英語を話す機会を作る
- 短期留学や旅行などで、英語でしかやり取りができない世界を知ってもらう
イベントで英語体験
イベントはお住まいの地域で色々あるので調べてみるのもいいですよ。
例えば、夏休み・冬休み・春休みを利用してインターナショナルスクールなどがイベントを開催したりしています。
英語だけのイベントに行ってみると「英語って楽しい!」と感じるお子さんも多いと思います。
実際に英語だけの環境に行ってみてより英語に興味を持ち英語を楽しんで学べるとバイリンガルへの道のりもグッと近づきます。
オンライン英会話・英語教室
イベントだけだと年に数回になるので物足りないと感じるかと思います。
そこで気軽に英語環境を作れるオンライン英会話・英語教室に通うのはどうでしょうか?
オンライン英会話だと忙しい毎日でも教室に送り迎えすることなく、自宅で完結するので、忙しいママ・パパにピッタリです。
留学・旅行で海外に行ってみる
今回インドに来て感じたのは「英語しか通じない環境を作ることはとても大切!」
「そりゃそうでしょ!」「留学なんて簡単にできない」と思われる方は多いと思います。
ですが、興味がある方・短期で親子留学してみたいという方はぜひ一度行くことをおすすめします。
なぜならお子さんが英語しか通じない環境で少しでも生活することで今後の英語に対する見方がガラッと変わるからです。
海外旅行でも日本語は通じないのでママ・パパが現地の人と英語でやり取りしているところを目にすると「英語って大切なんだ!」と感じると思います。
バイリンガル育児で気をつけていること
バイリンガル育児をしているとどうしても英語ばかりを考えてしまいますが、英語以外にも大切なことはたくさんあるので英語だけに偏らないように心がけています。
私自身、英語にコンプレックスがあるので子どもと一緒に英語学びながらバイリンガル育児をしています。
親子で楽しみながら、バイリンガル育児をすることでお子さんも英語を自然に生活の一部として受け入れていけるにではないかと思っています。
まとめ:バイリンガル育児の失敗
私のバイリンガル育児失敗の原因は英語環境ができていなかったのと英語を避けた生活をしていたのでバイリンガル育児に失敗していた
娘はハーフだから英語を喋れると思われていますが、ハーフだからといって勝手に話すようになるわけではないと身をもって体験し、英語環境、毎日のバイリンガル育児が大切なんだと感じました。
早めのスタートダッシュは残念ながらきれませんでしたが、これからのおうちでのバイリンガル育児・英語環境がとても大切になってくるのでコツコツ頑張っていきたいと思います。
私の失敗談が少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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