インビザラインを始めて実際に感じたデメリット・後悔したことをまとめてみました。
これからインビザラインを始めようという方・インビザラインをどうしようか迷っている方に少しでも参考になれば幸いです。
後悔したこと
- 食事が面倒臭い
- 歯が敏感になった
- 口臭が気になるようになった
食事が面倒臭い
とにかく食事が面倒臭いです。
なぜかと言うと、食事の時にはマウスピースを外してしないといけないからです。
飲み物も水以外はマウスピースを外して飲まないといけないので気軽に飲み食いができなくなりました。
これからしばらくはそういった生活が続くので少し絶望しました。
歯が敏感に
これは歯が動いているからなのか、ちょっとした物でも歯がしみるようになりました。
元々、知覚過敏だったのでインビザラインを始めたことで余計に歯が敏感になったんだと思います。
口臭が気になる
一つのマウスピースを10日間食事中以外はつけっぱなしなので口臭が気になるようになってきました。
人と近くで話すときはかなり気にして話すようになりました。
そもそもインビザラインとは?
インビザライン® システムとは、金具やワイヤーを使わず、取り外し可能な透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治す歯科矯正法です。
とても目立たない装置なので、装着しているのを気づかれることはほとんどありません。
使い方は非常にシンプル。
薄く透明なマウスピースを一日20時間以上装着し、1~2週間ごとに新しいマウスピース にどんどん交換していくことによって歯をゆっくり移動していきます。
使うマウスピースはすべて最初の段階でまとめて作られますので、頻繁に歯科医院へ通って歯型を取って・・・という必要はありません。
治療効果も世界中の大学や学会で証明済みですので、安心して治療を受けて頂けます。
子供から大人まで、あらゆる年齢に対応できる矯正システムです。
インビザライン・システムは、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える人が治療を受けています(2020年10月時点)
インビザラインはこんな方にオススメです。
目立たない装置で歯並びを改善したい方
透明で薄くつくられたインビザラインは、装着中もほとんど目立ちません。
仕事中でもプライベートでも、口元の見た目を気にする必要がありません。
金属アレルギーの方、金属アレルギーが心配な方
インビザラインは、金属を一切含みません。
金属アレルギーの方、金属アレルギーが心配な方も、安心して使用できます。
痛みに弱い方
インビザラインは、1枚のアライナーで歯を動かす量が0.25mmになるようすべて計算されています。
ワイヤー矯正と比べて軽い力が均一に掛かるため痛みが少なく、歯にブラケットやワイヤーを着けないので装置が口に当たる痛みもほとんどありません。
そのため痛みに弱い方でも続けやすいのがメリットです。
私は痛みにかなり弱いので痛みをほとんど感じていないのは本当に助かっています。
抜歯をできるだけしたくない方
インビザラインには、奥歯を後ろの方向に移動させて前歯を並べるスペースを作るという、従来のワイヤー矯正には無いメソッドがあります。
これにより、歯を抜かなくてもスペースをある程度確保できるため、抜歯が不要になるケースもあります。
それでもスペースが足りない場合は、IPR(歯の研磨)という歯の両端を最大0.5mm削ってスペースを確保する方法を用います。
歯を覆うエナメル質は1〜3mmの厚さがあり、半分くらいまでの量なら削っても痛みや歯の神経への影響が無いため、歯を1本抜くのと比べて身体的・精神的負担を圧倒的に軽減できます。
抜歯が必要な症例もあるので歯科医院でしっかり相談してくださいね。
夫婦共にインビザラインをしていますが、
私の場合は抜歯が必要だったので抜歯を一本しました。
頻繁に通院ができない方
必要なアライナー(マウスピース)が治療前にすべて揃うので、約4〜6週間ごとに通院して適合のチェックを受けるだけで治療が進みます。
ワイヤー矯正のように装置が口に当たって痛い、装置が外れてしまい着け直さないと歯が動かないということがほぼ起こらないため、緊急で通院する必要が無くスケジュール管理がしやすいです。
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インビザラインのデメリット
自己管理の徹底が必要
通院回数が少なく、食事や歯磨きの際に自由に取り外しができるのがインビザラインのメリットでもありますが、一方で、この自由度の高さがデメリットになる場合もあります。
インビザラインは、指示された1日の装着時間やアライナー(マウスピース)の交換スケジュールを守るなど、自己管理が必要です。
自己管理を徹底しないと、歯が動かずに治療期間が延長になったり、追加費用が発生する場合もあります。
歯科医師の知識・技術に左右される
『インビザライン』は、歯科矯正治療の経験が豊富な歯科医しかライセンス付与されないルールとなっていますが、日本の現状はインビザライン社が主催する講習会に参加すると、インビザラインドクターのライセンスが付与され、インビザライン治療を開始することができてしまいます。
つまりインビザラインドクターの中にも、治療経験が豊富な歯科医師とそうでない歯科医師が混在している状況です。
歯並びや噛み合わせを治療する際にマウスピース矯正での治療を希望したからといって、すべてのインビザラインドクターが良い結果を出すことができないということです。インビザライン矯正を行って失敗するケースが出てしまうのはこのためです。
同じインビザライン矯正であっても、治療計画や治療方針は歯科医師によって大きく異なるため、同じような矯正治療の効果を得られるわけではないのです。
インビザライン矯正をするのであれば、症例が多く経験豊富な歯科医師を選ばないと後で後悔することになりかねません。
治療期間が長めになることがある
ワイヤーの使う矯正に比べると、治療期間が少し長めにかかる傾向があります。
症状により左右されますが、ワイヤーとの比較だと平均して1.2~1.5倍ぐらいの期間が必要になります。
インビザラインの平均金額
色んな歯科医院で調べてみたところ
部分矯正の相場は約30万~40万円で、
全体矯正の相場は、70万~100万でした。
医院によっては毎月の調整料が別途4000円~1万円かかるところもあれば無料のところもあります。
まとめ
インビザラインを実際始めて見て感じたデメリットは
- 食事が面倒臭い
- 歯が敏感になった
- 口臭が気になる
ですが、デメリットよりも歯並びが良くなることを信じてインビザライン生活を始めました。
私は歯並びだけでなくオープンバイトといって前歯を噛めておらず奥歯だけで食べ物を噛んでいたのでかなり奥歯に負担が掛かっている状態でした。
このままでは年齢と共に歯を失ってしまうと言われていたので歯科矯正を決めました。
痛みに弱いのと見た目が分かりにくいのがよかったのでインビザラインにして本当によかったと思っています。
現在治療中なので、仕上がりは全然分かりませんが歯科矯正を考えている方はインビザラインを検討されるのもいいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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